あらすじ

東の国のある町の公園に、
悲しくうな垂れる一人のオジサマがおりました。
オジサマはとても悲しいことがあったので、
その姿はまるで職を失ったサラリーマンのように哀愁漂うものでしたが、
そんな負のオーラに臆せず、彼をはげます、小さな女の子がいたのです。
オジサマは女の子の健気で優しい心に惹かれ、決意しました。

『我が国の運命を、私の運命を救ってくれたこの子に委ねよう』

オジサマの勝手な決意を知らないまま、女の子はすくすくと成長し、 やがて15歳―オジサマの国では、成人とみなされる年齢となりました。 すっかり元気になり、顔のしわが増えたオジサマと、まだまだ成長途中の女の子。
再会の喜びもつかの間、女の子はオジサマの決意を現実のものとするため、 半ば強制的に隣の国―西国・ゲルマニア…オジサマが王様を務める国へ、 旅立ってしまったのでした…
突然の出来事に戸惑う女の子ですが、王宮の居心地は悪くないし、 オジサマの息子―王子様たちは、悪い人ではないようです。 女の子はオジサマの頼みを断れず、少しだけ、様子を見てみることにしました。 さて、女の子はお姫様になれるのでしょうか? それとも………